2013年3月31日日曜日

Team Curseによるsolo laneプレイガイド: 後編

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出典: http://www.lolpro.com/guides/game-play/169-game-play-guide-solo-lane


Team Curseによる、ソロレーンプレイガイド、後編編です。
今回は敵チャンピオン別に見たレーンでの立ち回り、zoning、プッシュ、回復効果について、他諸々です。





レーンにいる敵のチャンピオンに基づいたポジショニング

 レーニングをすすめる上で最も重要なのは、言うまでもないが自分のチャンピオンのアビリティを把握しておくことだ。これがLoLのプロプレイヤーが全てのチャンピオンをプレイする理由だ。Range、ダメージ量、コンボを把握しておく必要があるのだ。他チャンピオンのこうした情報を把握しておくことは、レーンで効果的にプレイする助けになる。競技プレイヤーを目指すプレイヤーにすらこれはキツいと感じられるかもしれないが、最低でも全てのチャンピオンをsolo laneで二回はプレイしておくのが望ましい。普通solo laneをしないチャンピオンもだ。これにより、全てのチャンピオンの性能を把握することができる。特にrange、ダメージとCDについてフォーカスするといいだろう。

Positioning vs. Casters

 Caster に対するレーンでの最も大きなアドバンテージは、Cooldownだ。これはさほど重要と思われないかもしれないが、ハラスやバーストを出す時に敵のスペルがCDなのかどうかはレーンにおける大きなアドバンテージとなる。ほとんどのcaster相手の場合、minion lineの後ろに位置しておくべきだ。そして、ラストヒットとカウンターヒットに集中しよう。通常、序盤(レベル1-6)にはあまりアグレッシブには行かない方が良い。レーンの相手の敵がミスをおかすのを待とう(ハラスしすぎてminion aggroを引きすぎてしまう、あるいはminion waveにスペルを使ってしまい、スペルが再使用可能になるまでハラスを食らう隙を作ってしまう、など)。

 レベル6になったら、ほとんどのcasterがフル火力のコンボを使えるようになる。最良のシナリオは、敵がminionか君にアビリティを使い、はずしたときだ。これが起こったら、CDが上がる前にすぐに反撃したほうがいい。ここで君が全てのチャンピオンのCD時間を覚えておけば、安全にハラスを行える時間が把握できるというわけだ。

 "かわせなかったら逃げる"と言う風になれという意味ではない。ここでの主旨は、敵のcasterがダメージを与えてきたらすぐに逃げるのが常に正しいというわけではない、ということだ。それは攻撃に最適な瞬間かもしれない。ダメージを受けても生き延びられると思うなら、大抵の場合においては、敵のCD中はアビリティを使って反撃し続けるべきだ。敵のcasterがminionからダメージを受けている場合は、なおさら反撃すべきだ。

Positioning vs. AD

 ADチャンピオン相手の場合、最も重要なのは敵のオートアタックのrangeとsummoner spellをしることだ。Caitlynはレーンで最も手ごわいチャンピオンの一人だ(ジャングルからのgankを抜きにして考えた場合)。彼女のオートアタックのrangeはすさまじく長く、ハラスをしてminion aggroを引く前に下がるという行動を何度も何度も繰り返すことができる。このような種類のハラスに対して、meleeチャンピオンではfarmすることすら難しい。Minion lineの後ろに位置取り、死にそうなminionからは斜めの位置にいるといいだろう。これによって敵チャンピオンとの距離が開き、さらにタワーやbrush、そしてwraithのいる空間にflashして逃げることが容易になる。


Mechanics


Farming

 minionをラストヒットする能力は、solo laneにおけるプレイにおいて最も重要な基礎だ。それぞれのチャンピオンにはそれぞれのファーミングテクニックがあるので、それを詳細に語ってどのように効率的にファームすべきかを語ることはできない。基礎を理解するには、我々のcomplete farming guideを参照してもらいたい。


Enemy abilities

 敵のアビリティ、CD、rangeとダメージ量を把握しておくのは、レーンにおいて非常に効果的かつ基礎的な要素だ。どのチャンピオンでも、一度はsolo laneを経験しておいてもらいたい。アビリティを使う対象にも気を気張るといいだろう。君のスキルがCDのときだと相手が知っている時が、君が最も無防備な時なのだ。敵のsummoner spellがCDなのかそうでないかも非常に重要な要素だ。もし落ちているなら、ジャングラーに知らせればgankを成功させることが出来るだろう。


Zoning and denying your opponent XP and gold

 Zoningとは君と、君のminion、味方チャンピオン、そしてタワーが作り出す、一定のエリアのコントロール力のことだ。タワーのzoneとは、それが敵チャンピオンを攻撃し始めるrangeを指す。Minionのzoneはminionが攻撃を始める範囲のことであり、君や味方のチャンピオンはそれぞれのアビリティに従ったzoneを形成する。もし君がSorakaをプレイしているとすれば、Starfall(Q)は彼女のAOE範囲内の敵全てに命中する。AOEの範囲は彼女から660の距離内だ。君のzoneは敵のzoneと、あるいは味方のアビリティのzoneとも重複することがある。Zoneの重複領域が大きければ、マップのコントロールが可能となる。あまり知られていないが、Brushはzoningにおいて重要な効果を持っている。Brushによって、味方と敵チャンピオンのzoneはbrushによって拡大されるし、妨害されたりもする。一部のアビリティはbrushによる影響を受けるが、受けないものもある。例えば、Sorakaのstarfall (Q)はbrushには影響されない(brush内にいる敵チャンピオンにも当たる)が、Taricのスタンzoneはbrushによるfog of war(視界が取れない領域)による妨害を受ける。

 Zoningは、上に述べたとおり、マップのコントロールに使用されるが、minionからの経験値取得領域をコントロールにも利用される。もし君か味方が敵チャンピオンをminionの経験値獲得領域から追い出すことが出来れば、経験値とgoldの獲得を妨害できる。長いこと敵チャンピオンをdenyし続けられれば、敵チャンピオンをunder-levelかつunder-farmした状態に追い込むことが出来る。

 1v1の状況においては、敵チャンピオンをzoneするのはやや難しいかもしれない。特に、midでは敵タワーが作り出すzoneと距離の関係で難しくなるだろう。しかし、top において有利なマッチアップであればその限りではない。Solo laneでzoningが得意なチャンピオンはバーストダメージを出すのが得意な、Annie, Akali, RyzeそしてLeblancだ。高度な競技プレイレベルでは、敵チャンピオンをzoneするのは更に大変だろうが、solo queueにおいては多大なアドバンテージを得る手段としてzoningを利用できるだろう。


Pushing Lane


 LoLPro.comにおいて我々は、プッシュ戦術に特化したガイドも準備している。ただしこのセクションでは、solo laneにおいていつプッシュするかすべきでないかにフォーカスしている。


When to Push Against Your Opponent in Lane(レーンでプッシュすべきとき)


 プッシュすることによって、君は:

・ タワーに殺されるminionからのgoldと経験値を敵チャンピオンからdenyすることができる。
・ タワー下でファームする事を難しくさせることができる
・ タワーを攻撃し、壊すことができる(味方全体へgoldを与え、さらなるマップコントロールを得ることが出来る)。

 プッシュすべきとき:

・ 敵ジャングラーがレーン付近にいなのが確実な時。
・ 敵ジャングラーがgankしてきたとしても1v2で戦える、あるいは逃げることが出来ると思うとき。
・ 敵チームが集まって他レーンを押しており、君はそのレーンにいってアシストすることが出来なさそうな時。
・ 敵チャンピオンがbaseに戻った時。



When not to push against your Opponent in Lane

 プッシュしないことにより、君は:

・ 味方ジャングラーにより確実なgankをする機会を与えることが出来る(味方タワーまでレーンが押されるため)

 プッシュすべきでないとき:

・ 敵ジャングラーがレーン付近にいて、gankをしかけてきそうな時。
・ もしgankされたとしたら高確率で死ぬ時。
・ 退避用のsummoner spellがCDのとき。
・ 他のレーンがMIAの時(missing in action≒行方不明)


When to Keep Lane Balanced(レーン位置を真ん中あたりで保つべき時)
 ほとんどの場合においては、レーンは大体レーンの真ん中あたりにあるようにするのがいいだろう。これによって受動的にプレイすることにはなるが、効率的にファームすることが出来る。Late gameチャンピオンがチームにいるときはなおさらだ。Late gameチャンピオンは序盤にはさほど強くないが、後半になればチーム全体をcarryすることができる。例としてはKog'mawやAsheだ。その場合は防御的にファームし、アグレッシブに立ち回ったりレーンを押してgankを招くのは控えめにしたほうがよい。これらのチャンピオンを使うときには、君の目標は安全にファームし、ハラスやオートアタックによるプッシュをしないことだ。


Healing

 回復はsolo laneにおいて重要な部分の一つだ。なぜなら、回復することはレーン維持力を生むからである。より維持力が高ければ、長くレーンにとどまることができ、それによって多くのファームができ、経験値も得ることが出来る。Fountainに戻るごとに、ファームできたかもしれない時間を失うのだ。チャンピオンの中には、他よりも高いレーン維持力を持つものがいる。例えば、Vladはレーン維持力においてはゲーム一といってもいいチャンピオンだ。彼は自前で回復効果を持っている上にマナが必要ない。回復についての戦略は、チャンピオンの種類によるところが非常に大きいといえるだろう。

Champions That Heal or Sustain

・ ほとんどの場合においては、レーンにおける回復力を持つスキルをあげていくべきだ。

・ 例としてあげられるチャンピオン: Vlad, Nidalee, Soraka, Swain, Irelia, Skarner, Nasus, Galioその他たくさん。長いレーン維持力を持つことで、これらのチャンピオンはtop laneを得意としている。

・ マナが必要ないチャンピオンはより高いレーン維持力を持っているといっていい。例としては: Vlad, Garen

・ ヘルスが高い時にハラスを行い、敵のヘルスを失わせろ。それから回復するスキルを使い、またヘルスが高くなるまでは防御的に立ち回る。そしてヘルスが回復したらまたハラスを行う。敵より高いレーン維持力をもっているなら、この戦術を行うことで敵にfountainに帰ることを強制することができる。そして敵が帰った隙にレーンをプッシュし、敵が失ったより多くのgoldと経験値を得ることが出来る。


Champions Without Heal or Sustain

・ 君のプレイするチャンピオンが自前で回復する能力を持っていないなら、health potionを持っていったほうがいいだろう。これはsolo laneチャンピオンがあまりDoran'sアイテムを持っていかない理由でもある。だが、アイテムの回復能力はレーン維持力を作り出すには力不足だ。ハラスされることで、本来より早くbaseに帰る必要が出てくるだろう。

・ Health potionは35 goldで200 healthを20秒間かけて回復する(訳注: 現在は150 healthを15秒間かけてに変更されています)。Solo laneチャンピオンで一般的なビルドとしては:

 ・ 3 health potionとboots of mobility

 ・ 3 health potionとcloth armor (wriggles lanternの材料にもなる)

  (訳注: 現在では9 health potion と1 wardも一般的でしょうか)

 ・ 敵のハラスにさらされたとき、敵チャンピオンが(Miss FortuneやTristanaのように)回復阻害スキルを持っていないならば、ダメージを受け始めると同時にhealth potionを使おう。回復が終わるまでに20秒間(訳注: 現在では15秒間)かかるため、早い段階で使っておいたほうが生き延びる確率は高くなる。


Recalling / Ganks


Recalling


 Recallはコンセプトとしては非常に単純だ。キーボードのBを押せばfountainに戻り、新しいアイテムを購入できるようになるとともにヘルスとマナが回復する。ここで、帰るのにベストなタイミングについて判断基準になるものを挙げておこう:

・ ビルドする予定のアイテムが作れないならば、fountainに帰るべきではない(BT swordやlevel 2 boots, 他なんであろうと)。Pボタンを押せばミニマップをクリックしてからショップを開くよりも簡単にショップ画面を開くことができる。

・ ヘルスが低く、回復する手段もないならば、fountainに帰るべきだ(もし留まれば、gankに対して無防備になり、敵は簡単に君を殺してflashでタワーのrangeから逃げ切ることができるだろう)。

・ アイテムを買うためにfountainに帰る場合でも、minion lineに注意を払った方が良い。ほぼ常に、creep lineをオートアタックするか、アビリティを使ってminion waveをクリアしておいた方がいいだろう。これによって多少の経験値のロスを防ぐことができる(敵のミニオンが君がいない間にタワーに殺されるのを防げるため)。

Avoiding ganks

 Gankから逃れる能力の有無が、良いプレイヤーと素晴らしいプレイヤーを分ける。レーンでジャングラーのgankから生き延びるためには、いくつかの要素が関係している:

・ レーンの敵ジャングラーが来ると思われる側にwardを置こう。どちらかの方向がワードされていれば、そちら側に寄った状態でファームするのが望ましい。これにより、wardが置かれていない側からgankがきたとしても対応するまでより長い時間を確保することができるからだ。Wardされている側からgankが来た場合にもgankが見えるため、同じ事が言える。

・ Summoner abilityや逃走アビリティはとっておこう。もしチャンピオン自体に逃走手段があれば(Ezreal, Caitlyn, vladなど)、ファームやハラスには使ってはならない。Gankから逃れるためだけにとっておけ。そのスキルを使ってCD中に、敵がgankしに来てしまうという最悪の展開は避けたいはずだ。

・ Ghost / flashのようなsummoner spellが使えないならば、それがまた使えるようになるまではかなり防御的に立ち回るようにせねばならない。

・ 敵ジャングラーのいそうな場所をピングして、サポートにCVしてもらうのも効果的だ。それによってレーンから撤退する時間を確保することができる。

・ 敵のgankがくることが分かっている場合ならタワーハグしたほうが良い。多少の経験値を失うかもしれないが、それは敵ジャングラーも同じだ。ジャングラーが敵bushで待っている間、彼は経験値を失っているので、君が思っているほどのgold/経験値損失は生じていない。

Playing 1v1 tournaments


 1v1トーナメントをやってみる、あるいはARAMに参加するのも、君のスキルの上達に貢献できるだろう。多くのプロが、1v1に勝てるのはそのプレイヤーが敵のCDを理解し、反撃の時にどこまでプッシュしてくるかを知っているからであると述べている。これは、良いプレイヤーと1v1対戦をすることで、自分がどの程度ゲームを理解できているかを計り、良プレイヤーから学べるかと言うことを示している。

 ここに、見ることでどの程度君がゲームのメカニズムを理解しているか測ることのできる動画を用意した。一度見てみると良いだろう。

 http://www.youtube.com/watch?v=ouxABofH_z4&feature=player_embedded

 http://www.youtube.com/watch?v=zW6tTH3rVG8&feature=player_embedded

 http://www.youtube.com/watch?v=n8Op2d9Gb7k&feature=player_embedded

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